離婚 婚姻生活

 

百組の夫婦がいれば、百通りの夫婦(婚姻)生活があるというのは分かっています。

そして、ずっと最後まで夫婦を続ける場合もあれば、途中で別れる、つまり離婚する場合もあるというのも分かっています。

テレビや雑誌で芸能人が離婚したニュースを見てました。

ご近所では、近頃、ご主人の姿を見かけなくなって、いつの間にか苗字が変わっている奥さんを見かけていました。

それに、学生時代の友人や職場の同僚が、離婚したって話も聞いてました。

 

そうなんですが、まさか、自分が離婚だとか、弁護士だとか、調停だとか、裁判だとか、夢にも思いませんでした。

所詮、自分とは関係のない話だと思っていました。

 

ですが、私は、こうして、家庭裁判所の調停申立人待合室に弁護士さんと一緒にいます。

本当に人が多くて座れない人までいます。

ここは、「申立人」待合室ですが男性の人もいます。

小さな赤ちゃんを抱えたすごく若そうな女の人とかもいます。

 

この人たちみんな離婚の調停に出席するためにここにいるのでしょうか?

 

 

世の中、そんなに離婚しようとしている人がいるのでしょうか?

 

(私の言い分~その1)

始まりは、相手の○○が原因でした。

ですが、誰にも相談できずに、子供もいるし、自分がもう少し我慢をすればやっていけるはずって思って、離婚なんて口にも出しませんでした。

 

しかし、相手は、私の我慢をいいことに、どんどん○○をエスカレートさせていきました。

そのうち、私は、ふと思いました。

私は夫婦(家族)生活をなんとか続けるために、こんなに我慢しているのに、相手はむしろ、夫婦(家族)生活をぶち壊すようなことばかりしているなんて、不公平だと。

私の我慢の上に成り立っている夫婦(家族)生活なんておかしい、これからは私らしく自由に生きてやると決めました。

 

けど、一体何をどうすればいいのか全然分からなくて。。

 

 

(私の言い分~その2)

今の日本で仕事をして家族を養うというのは楽なことではありません。

ですが、私は、相手(家族)にむしろ普通以上の生活をさせてきたつもりです。

 

しかし、相手はいつも○○ばかりで、私の苦労など全く理解してくれず、挙句の果てには、むしろ、私をバカにするような態度までとり始めました。

隣の旦那はもっと家事を手伝っているって?

じゃあ、隣の旦那はいくら給与もらっているって言うんでしょうか?

それならこの厳しい世の中で自分がやってみろって思うんです。

 

最初は、離婚なんて、言葉が頭に浮かぶことがぐらいはありましたが、リアルに考えることなどありませんでした。

だって、怖いじゃないですか。お金がいくらかかるのか、子供はどうすればいいのか、家は?仕事は?両親は?

考え出すと頭がぐっちゃぐちゃになっちゃうんです。

 

 

【離婚を考え出してから何をしたか】

 

・ネットで調べた

・友人や知人に相談した

・○○相談で相談した

 

[ネットで調べた]

今は、インターネットで、「離婚」と入れれば、それこそ、うんざりするほど様々な情報が出てきますが、「私」についての、個別具体的な情報ではありませんでした(当たり前ですが)。

 

そもそも、その情報をのせているのがどういう素性の人かも分からないという場合もありますし、それはその離婚のケースがそうだっただけじゃないの?という場合もあります。

 

とにかく、いろんな情報はありましたが、かえって、何をどうすればよいのか全く分からなくなりました。

 

 

[友人や知人に相談した]

信頼できる友人・知人であったとしても、「私」について、全ての情報をさらけ出して客観的に伝えるというのは、ます難しいと感じました。

 

やはり、誰にどう伝わるか分からないという若干の不安もありますし、かといって前提となる状況・事実が偏っていれば、当然、得られる回答も偏っています。

 

しかも、友人・知人であっても、みんな大人ですから、そんなに、ずかずかと立ち入ってきませんので、どこか一歩ひいたような反応でした。

 

さらには、「あの人自身も離婚を経験しているから、離婚のことはよく分かっている」と思って聞いてみたのですが、ある人は、さもその人の経験が全てのように言うし、ある人は自分のケースは特殊なケースのように言います。

 

結局、千差万別、いろいろな離婚があるのです。

 

精神的に苦しいときにどうやって乗り超えたかとか、いうことなどは、多少参考になりましたが、友人・知人がそうだったから、私の場合も同様であるとはいかないということが分かりました。

 

[○○相談で相談した]

まずは、インターネットで「離婚 相談」と検索してみるといろいろでてきました。

弁護士の相談もありますが、市役所などの自治体がやっていたり、NPO法人がやっていたり、離婚カウンセラーや探偵会社が離婚相談をやっているなんていうのもあります。

 

あと、簡単なデータを打ち込むと、慰謝料が自動で計算されるなどというものもありました。

 

まだ、訴えるとか訴えないとかいう話でもないので、いきなり弁護士というのもどうかなあと思い、かといって、離婚カウンセラーって何をする人なのかよくわからないし、探偵会社だと何か調査とかを勧められるんだろうなあと思って、結局、市役所の無料相談に思い切って電話をしてみましたら、なんと2ヶ月後まで予約がとれないとのことでした。

 

ですが、ほかにあてもないので、2ヶ月先の予約を入れて、半日の有給をとって相談してきました。

 

当日、いろいろ思うところとか、質問とか考えていってきましたが、担当職員の方から「30分したら次の方になります」と言われてしまい、『どうしよう、なるべく要領よく話さなきゃ』、とあせりながら話をしていたら、その相談員の方から、「まあ、細かい話まで聞いていると時間切れになっちゃうんで」と制止されてしまいました。

 

結局、

 

離婚したいと思っても相手が承諾しなければ、調停や裁判にするしかないということ、

離婚の点では意見が一致していても、子供のことやお金のことで意見が合わなければ結局、離婚の件についても解決できないこと、

調停は自分だけで弁護士に頼まずにやる人もいるけど、裁判になったらさすがに弁護士を頼む人が多い、

 

ということだけは分かりました。

 

ちなみに、相談の延長はできないとのことでしたので、また、相談の予約を入れたら話の続きを聞いてもらえるかと尋ねたら、相談員は一人ではないので、次も同じ相談員かどうかは分からない、ということでした。

 

 

【いよいよ、弁護士に相談することを決意】

市役所の無料相談も、無料の範囲では仕方ないのかなと思いましたが、具体的な離婚についての相談とはかなりまだ遠い相談内容でした。

いずれにせよ、最終的には裁判で決着をつけざるを得ない可能性があるのであれば、話し合いや調停で自分が何かおかしなことをしてしまうよりは、最初から弁護士に相談したほうがいいのではないかという気がしてきました。

 

そこで、例によって、インターネットで「弁護士 離婚相談」で検索をかけたところ、無数と思えるぐらいのヒットがありました。

 

パソコンに張り付いていろんなホームページを見ていましたが、大きいところがいいのではないかと思って、その事務所のフリーダイヤルにかけてみました。

 

すると、「担当の部署におつなぎします」と言われて、また、そこで概要を話そうとすると、さらにまた別のところにつながれて、ということが続き、なんとか、相談の担当者につないでもらいました。

 

弁護士の方ではなかったですが、相談予約にこぎつけました。30分5000円で消費税が別途ということでしたが、以前の消化不良を踏まえて、1時間程度かかると思いますと告げたら、1時間枠でおさえてもらうことができました。

 

【弁護士の相談 その1】

これまでの夫婦の経緯を自分なりに紙にまとめて相談に臨みました。

 

出てきたのは、若い感じのめがねをかけた男性の弁護士さんでした。

 

私は、私のケースの場合で、今後、どのように対応していくのがよいか、とか、相手が○○な対応をしてきたらどうするのが適切か、といった質問をしたのですが、『双方で合意が得られれば、協議離婚ができるけれども、そうでなければ、調停、訴訟で決着するしかない』、という一般的なお話しかいただけませんでした。

 

そこで、私は、思い切って、『何事も相手のあることなので100%はないというのは分かりますが、先生のご経験に照らしてのご意見だけでもいただけませんか』とお願いしましたが、はっきりとお答えはいただけませんでした。

 

ただし、費用の説明とかはきちんとしていました。

 

それで、最後に、「委任契約についてご説明の足りないところはございませんか?委任契約されますか?」と言われましたが、なんとも言えず、とりあへず検討します、とだけ答えて、相談は終了しました。

 

【委任契約すべきか?】

とりあへず、弁護士に相談してみましたが、どうしても、すぐに委任するというところまで踏み込む気になれませんでした。

 

ただ、じゃあ、どうするのっていうと、このまま何の行動にもうつさず、ただ時間だけが経過するのを待つという気にもなれず、インターネット上のいろいろなブログをみたり、また、いろいろな弁護士事務所のホームページを見たりして、もんもんと日々を過ごしていました。

 

そうして見ていると、大体どこのホームページも似たようなもんだというのが分かってきました。

 

それと、

 

初回の相談が無料だとか、

フリーダイヤルがあるとか、

全国に支店があるとか、

事務所が大きいとか小さいとか、

 

そういうことは、あまり関係ないっていうことも分かりました。

 

要は、自分は、財産分与の計算方法とかそういう説明を求めているんではなく、こと離婚のこと、夫婦のことに限ってではあるけれども、気軽に意見を求めたり、相談しながら、この問題に取り組めるパートナーを求めているんだということに気づき、だから、この間の弁護士さんはしっくり来なかったんだとが分かりました。

で、問題は、どうやって、そのパートナーを見つけるかということなんですが・・・・。

 

【再度の弁護士探し】

そういえば何も、弁護士を探すのはホームページだけには限られない、誰かに紹介してもらうという方法もある、と思いつきました。

 

我ながら、なんでそれをしなかったのだろうと振り返ってみると、結局、もし、友人や知り合いに弁護士紹介してもらって、自分の家庭のことを赤裸々に話すと、その弁護士から友人や知り合いに筒抜けになってしまうのではないかと思っていたからでした。

 

そこで、私は、作戦を考えて、「自分のいとこが夫婦のトラブルで困っているので誰かいい弁護士さんいない?」と尋ねて回ることにしました。

すると、いろいろな話が聞けました。

 

例えば、とある弁護士さんは、すぐに高圧的にしかるから嫌だったとか、一緒に調停に行ってもずっと本を読んでいて自分の質問にろくに答えてくれなかったとか、中には1週間ぐらい全然連絡がとれなかったとか、いうお話もありました。

 

他方で、「うちの弁護士さんは直接裁判と関係ないことでも全然相談に乗ってくれたよ」とか、「夜遅くでも相談の時間を合わせてくれたよ」とか、「緊急の時にわざわざ職場の近くの喫茶店まで来てくれたよ」、とかいう弁護士さんもいたとのことです。

 

私は、「離婚の知識について教えを請うみたいな感じじゃなくて同じ目線で動いてくれる人がいいんだけど」、という触れ込みで聞いて回ったところ、会社の同僚の一人がそういう弁護士がいるんで紹介するよと言ってくれて、わざわざ、連絡してくれて相談の日時の調整までしてくれました。

 

【弁護士の相談 その2】

再度の弁護士相談ですが、私は冒頭に告白しました。

 

「すいません。同僚には、いとこの相談と言っていたのですが、実は、離婚の相談というのは自分のことなんです。同僚に自分のことだと言えなくて・・・」

と言うと、

「まあ、そうでしょうね。付き添いぐらいはあっても、わざわざ、いとこのことで自らが相談に来るなんてちょっとないですからね。まあ、そんな感じだと思いましたよ。大丈夫です。○○さんにも当然このことについては言いませんから。弁護士の守秘義務っていうのもあるけど、人情としてそれは言わないですよ。」

という感じでした。

 

それと、「うちのケースって、ちょっと複雑で面倒くさい話だと思うんですけど・・・」

という前置きをしたところ、笑って、

「うちの事務所に来るのは皆さん複雑で面倒な話ばかりですから。とりあへず、ざっーと一通り話しましょう。」

と言われ、自分でもこんなに多弁だったのかと思うくらい、思いつくままでしたが話ができました。

 

ここまで書けばもうお分かりだと思いますが、そうです。

こちらの事務所の弁護士さんに依頼することになりました。

本当に、同僚には感謝です。それと、あの時、なし崩し的に最初の弁護士に頼まなかった自分を褒めてやりたいです。

 

《東京多摩法律事務所より》

以上は、当事務所にご依頼いただいたとある依頼者の方の当事務所にたどり着くまでの経緯です(※一部、本人(事件)が特定できないようにフィクションを織り交ぜております)。

 

我々弁護士にとっては、初めてお問い合わせいただいたご相談者の部分しか見えませんが、皆さまにとっては、そこにたどり着くまでも本当に様々な苦労の積み重ねだったということですね。

 

離婚のトラブルそのものが大変なのに、そのことを相談するチャンネルを見つけるためにもさらにご苦労されている。

これも大変なストレスかと存じます。

 

ただ、離婚トラブルの解決というのは、一定の期間を要します。

今日離婚届の用紙を役所にとりに行って、

明日、サインして、

明後日、提出して、ハイ終わり。

というわけには参りません。

 

また、ずっと、一緒に暮らしてきて、分かったようなつもりになっているかもしれませんが、いざフタを開けてみると、相手方の対応が思いもよらないものであったということもございます。

ですので、相手方の対応に応じて、臨機に対処するためにも、何度もその都度、話し合いをしなければなりません。

 

ですので、弁護士との相性も大事です。

 

家庭裁判所の調停室に行ってみると分かりますが、

 

まるで、怒られるように弁護士から説教されている依頼者の方、

いろいろ質問しているのに弁護士は事件とは関係ない本を読んでいて質問に答えてもらえない依頼者の方、

およそそんな話をしても受け入れられないと思うのにあり得ない見通しを説明されている依頼者の方、

を見かけることがあります(依頼者ご本人がよければそれでいいんですが・・・)。

 

離婚トラブルを解決するのに相性の悪い弁護士と付き合い続けるのは大変ですし、結果として、いい方向・解決に向かうとは思えません。

 

したがって、いくつか弁護士にあってみて、自分が合うと思える弁護士を探すのは、悪いことではありません。

 

また、やたらと、「年間○○件、離婚相談やってます」とかいう弁護士事務所もあるようですが、弁護士一人あたりにしてみれば、離婚事件としては、年間30件程度がマックスです。

それ以上の件数を、まともに処理するのは不可能です(それでも、それなりの年数やってますので、累計にすると300件は優に超えてしまいますが)。

 

あと、やたら暗ーいのとか、感情がどの辺にあるのかよく分からないのとか、そういう弁護士もちょっと付き合っていくのは大変だろうなあとは思います。

全部最後は相談者の方のご選択ですが。

 

他方で、やたらめったら弁護士に会いまくるというわけにも、いかないでしょうから、その判断の一助にこのホームページがお役に立てれば幸いです。

 

 「ちょっと、この弁護士に相談してみよう!」

 

まずは、これまでの悩みをお話しください。費用・お見積りについてもご説明します。

 

ご相談のお申し込みは、

 

☎ 0422-50-8881(東京多摩法律事務所)

 

まで。

※なお、ご相談・ご面談の結果、委任契約を締結される場合を除き、

30分につき5000円(別途消費税)の相談料が発生します。

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